■閉ざされた森 |
BASIC 2003 米国 |
★★★ |
D・・・ジョン・マクティアナン 脚・・・ジェームズ・ヴァンダービルド | ||
ジョン・トラボルタ コニー・ニールセン サミュエル・L・ジャクソン ジョバンニ・リビシ ブライアン・ヴァン・ホルト テイ・ディグス ティム・デイリー ロゼリン・サンチェス ダッシュ・ミホク ハリー・コ二ック・Jr | ||
◆ある夜、パナマのクレイトン米軍基地から訓練に出た7名のレンジャー部隊が、嵐のジャングルで消息を絶つ。連絡が途絶えて6時間後=訓練開始から17時間後、捜索に出たヘリが3名の兵士を発見するが、彼らは味方同士で撃ち合っていた。そして、捜査隊の目の前で一人の兵士が撃ち殺される。結局、負傷者1名を含む2名が救出されるが、依然、隊長ウエストら4名の隊員が行方不明のまま。護送までの6時間の間に基地の尋問官であるオズボーン大尉が、調査を開始するが、救出された兵士は黙秘を続け、『他のレンジャー隊員になら話す』というメモを手渡すだけだった。そこで、オズボーンの上官スタイルズ大佐は、元レンジャー隊員で<尋問のスペシャリスト>としてならした麻薬捜査官トム・ハーディーを呼び寄せるのだった。。。。 | ||
◆物語の途中で証言が出るたびに展開が二転三転するという黒澤明の『羅生門』的プロットで話が進んでいく『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナンによる軍事ミステリー。話の内容が、ちと複雑で、謎解きの方に神経を使うとスリル感とテンポが削がれてしまう作品だと思う。そこが、残念。私のように推理小説好きは、ついつい真相究明に神経を使いたがってしまうのだが、どんでん返しが、起こるたびにまた振り出しから推理していかなければならないと言う繰り返しで、多少、疲れる(笑) 頭スッキリ・体調万全の時に観る事をお勧めする。ストーリーももちろんだが、登場人物の顔と名前をしっかりと把握して観るべき作品。でないと観ている方は、話の展開にかかわらず、置いていかれる事になりかねない。実際、SIONは、寝不足の頭で観たため、脳が疲労でヒート気味になり、翌日に吹き替えで見直してしまった(笑)初見では、つじつまが合わないんじゃ・・・と思った事も多少あったが、もう一度観たら「フムフム」と納得できたし。まぁ、話としては、よく出来てると思う。ただ、超1級のミステリー作品になるには、<何か>が足りない気がしましたが、秀作には、変わりありません!豪華出演者の演技も、良かったですよ。 |
■僕の妻はシャルロット・ゲンズブール |
MA FEMME EST UNE ACTRICE 2001 仏 |
★★☆ |
D脚=イヴァン・アタル | ||
シャルロット・ゲンズブール イヴァン・アタル テレンス・スタンプ ノエミ・ルボフスキー リュディヴィーヌ・サニエ ローラン・バトー リオネル・アブランスキー キース・アレン | ||
◆パリに住む35歳のケーブルTVのスポーツ記者イヴァンは、有名女優シャルロット・ゲンズブールを妻に持ったために日々の生活で悩み事が多い。自分では、予約を断られるレストランでも彼女が入れれば問題なしだったり、食事中にサインを求められたり、記念撮影を頼まれたり・・・男として情けないわ、2人での落ち着いた時間は、とれないわで悩みはつきない。そんなある日、彼女が新作の撮影でロンドンに行く事になるのだが、共演相手は、プレイボーイで有名なジョンだった。イヴァンは、あらぬ想像と嫉妬で気が気でない。。。。 | ||
◆実生活でも夫婦の女優シャルロット・ゲンズブールと俳優・監督イヴァン・アタルが、実名で登場するセルフ・パロディ的なラブ・コメ作品。イヴァン・アタルの初長編作品であるが、なかなかセンスを感じる監督ぶりだと思う。SIONのシャルロット・ゲンズブールのイメージこの作品で随分、変わりました。もっとボーイッシュっていうか中性的な感じのイメージだったんだけど・・・いいんじゃないですか!なかなか可愛い大人の女性ですね。まぁ、僕の好みではありませんが(笑)旦那が共演&メガホンということで生き生きと楽しそうに演技してますね。まぁ、当たり前か。ちと、イヴァンの心配様は、やり過ぎの感もあるけど、男としてわからん事はないな。えらいドタバタしてるね^^基本的に<嫉妬>というものはそういうものなのかもしれませんが・・・当人は、必死なんだろうが傍から見たら滑稽に見えるもんだからね。SIONも気をつけねば(爆) 撮影現場でスタッフが全裸になるシーンは笑える。ハリウッドじゃ考えられんと思うが・・・。僕の1番お気にのシーンは、ラストかなぁ。シャルロットが妊娠した事をイヴァンに告げるシーンです。すごく彼女可愛かった♪(SIONの好みではないが・・・・←しつこい?) 音楽も何気にGOOでしたよ。JAZZYで♪ |