■チェンジング・レーン |
Changing Lanes 2002 米国 |
★★★ |
D=ロジャー・ミッチェル P=スコット・ルーディン ♪=デビット・アーノルド | ||
ベン・アフレック サミエル・L・ジャクソン シドニー・ポラック トニ・コレット ウィリアム・ハート | ||
◆二人にとってそれぞれとても大切な1日が始まります。ギャビンは、重要な裁判が、ギブソンには、再び妻子と暮らす為の裁定が。重要な裁判に遅れそうになったギャビンは、無理な”車線変更”でギブソンの車に接触事故を起こしてしまいます。先を急ぐギャビンは、自分の非を認めつつも、5分で済むから手続きを!と言うギブソンの言葉を無視し、白紙の小切手を渡し、同じように大切な裁定のあるギブソンをその場に置き去りにして、『ツイテない』と言う言葉を残しその場を急いで立ち去ってしまいます。普通に処理していれば、いつものように1日は、終わっていたはずなのだが・・・・。ギャビンは、先を急ぐあまり、大切な裁判の証拠品を事故現場に落としてしまいます。ギブソンは、それを拾います。置き去りにされたギブソンは、結局20分、遅れてしまい親権を失ってしまいます。もう取り戻す事のできない20分。この裁判の証拠品をめぐって二人の男が、人間ドラマを演じていきます。今までの人生はなんだったのか?これからは、どう生きていくべきなのか?二人は、さまざまな駆け引きを行いますが、その中で、何を感じどう自分を見つめなおすのか? | ||
◆多かれ少なかれ、自分の身にも起こりうる事ですね。新進気鋭の弁護士ギャビンと妻子と別居中のどちらかと言うとさえない男ギブソン。お互いが、お互いの事情により、先を急いでいたある日、二人は、接触事故を起こしてします。そこから、まったく違う人生を歩んでいた二人の人生が交錯していくその”ある1日”をサスペンスタッチで人間ドラマとして描いている映画です。 多少展開にイライラする部分もあるが、そこそこ楽しめる。最後に、二人の人間が良心に従って行動することで気持ち的には救われる映画である。その為、見終わった後の不快感はない。 |