■スーパーマン リターンズ |
SUPERMAN RETURNS 2006 米国 |
★★★☆ |
D製原案=ブライアン・シンガー ♪=ジョン・ウイリアムス | ||
ブランドン・ラウス ケビン・スペーシー ケイト・ボスワース ジェームズ・マースデン フランク・ランジェラ | ||
あの”スーパーマン”がスタッフ・キャストを一新して約20年ぶりに復活。内容的には、スーパーマンⅡの5年後という設定らしい。3悪人との死闘後、地球を離れたいたスーパーマンが5年ぶりに地球に戻ってみると彼のいない間に犯罪は増加。スーパーマン不要説まで流れる始末。かつて愛したロイスには、婚約者と子供まで・・・地球人を正しい道に導くために彼は、再び大空に飛び出すのである。 |
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そんなにスーパーマンに思い入れのあるSIONではありませんが、オープニングで、ジョン・ウィリアムズの♪テーマ曲が流れた時には、鳥肌が立ちました。冒頭のスペースシャトルのシーンで、スーパーマンが登場した時は、なんだかワクワクした気分になりました。正直、そのことに自分自身ビックリでした(笑)この高揚感こそが、まさに”スーパーマン”だと思います。前半は、その勢いで存分に楽しんでみることが出来ます。ただ、後半は、・・・・。ロイス・レインとの関係もなんだかなぁという感じです。婚約者の役どころがいまいち理解しづらいです。あくまでもファンタジー作品としてのスーパーマンにネガティブ要素はいらないと思うのです。足枷になるようなエピソードはいりません!スカッ!と爽やかにお願いしたいものです。ケビン・スペーシーいい役者さんです。嫌いではありません。しかし。ジーン・ハックマンに比べると何かもの足りない。迫力がないですね。しかし、マーロンブランド(アーカイブ)やところどころで感じることのできる前作品に対するオマージュなどスーパーマンに対する作り手の愛情を感じることが出来、久しぶりという感慨もあってか期待以上に面白く楽しめました。 |