【簡潔私評 な行】 |
【な】 |
■■ナショナル・トレジャー ★★★ |
【に】 |
■■二重スパイ 韓国 ★★★ |
D=キム・ヒョンジョン |
ハン・ソッキュ コ・ソヨン チョン・ホジン ソン・ジェホ |
諜報員として逃れられない悲しい性が、淡々と描かれており、派手なアクションなどないがそれでいて観ているものを惹きつける秀作。全体的に重い感じなので、好き嫌いは分かれるかもしれない。ハッピーエンド好きのSIONとしては、いつもならこのラストは、決して好きではないが、この作品に関しては、胸を締め付けられるような切ない気持ちも素直に受け入れることが出来た。相変わらず主演のハン・ソッキュの演技は、独特の雰囲気で素晴らしい。監督のキム・ヒョンジョンの長編初監督作品となるが、先が楽しみな監督である。 |
■■二重誘拐 ★★ |
■■ニューオリンズ・トライアル 陪審判決 ★★★★ |
PD=ゲイリー・フレダー 原=ジョン・グリシャム「陪審評決」 |
ジョン・キューザック ジーン・ハックマン ダスティン・ホフマン レイチェル・ワイズ ブルース・ディヴィソン ブルース・マッギル ジェレミー・ピヴェン ニック・サーシー |
いわずと知れたグリシャム原作の法廷もの。SIONは、リーガルサスペンスが大好き!法廷内外で繰り広げられる闘いにいつも引きこまれちゃいます。この作品は、今までの法廷ものとは、ちょっと毛色が違い陪審コンサルトに焦点をあてて描かれております。原作では、タバコ訴訟なのですが、映画では、銃規制訴訟に訴訟内容を変えたことで、より緊迫感のある内容になっています。ハックマン・ホフマン・ジョン・キューザックなど豪華俳優人の素晴らしい演技に釘付けです。 |
■■ノーグッド・シングス ★★☆ |
D=ボブ・ラフェルソン 原=ダシール・ハメット |
サミェル・L・ジャクソン ミラ・ジョボビッチ ステラン・ステラスガルド |
ダシール・ハメットの短編を映画化した作品。原作を読んでいないのでなんともいえないが、今1歩の出来。刑事のジャックが、家で少女を捜索中、銀行強盗を計画中の一味に捜査しにきた刑事と勘違いされ捕まってしまう。強盗団は、ジャックの見張り役にエリンを残し計画を実行に移すのだが・・・ここまで書くとなんだか面白そうに思えるが、内容はいまいち。盛り上がりも少なくサスペンスとしての緊張感にも欠ける。ミラは、決して嫌いな女優ではないが、この役は、明らかにミスキャストと感じる。 |